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薄毛男性に「薄毛」と言うのは命取り?

薄毛に悩む人に薄毛というのは

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薄毛と指摘されれば怒るのは当然?

薄毛男性を見て「あなた薄毛ですね」なんて直接言う人はそうそういないと思います。だけど、何かのはずみで思わず口をついたということもないとは言い切れませんよね。

例えば口論の末、薄毛の人に「薄毛」と言う外見に対する悪口は人として最低だと思いますが、親しい関係で「あれ?ずいぶん薄毛になったんじゃない?」と悪気なく言う人もいるでしょう。

僕は幸い口論の末の「薄毛」は言われたことがありませんが、「薄毛になってきたんじゃない?」はあります。親、妻、親戚、友人などなど。身近な人ほど遠慮が無くなりますね。だけど、これには悪意がありませんのでこちらが怒るということはありませんが、やっぱり悲しい気持ちになります。

「薄毛」と言って前歯を失くした男性

どんな状態でも、薄毛と言われれば大小はあれど傷つくということはご理解いただけたかもしれませんが、相手を傷つけようと「薄毛」と怒鳴り前歯を失くした男性がいます。

ある介護施設に勤める50代の男性が、入所者の30代男性に「薄毛(ハゲ)」と言って前歯を1本失いました。50代男性は「薄毛」と言われたことに対して怒り、電気ひげそりを投げつけたということです。

何があっても暴力に訴えることはいけません。だけど、30代男性が「薄毛」と言わなければ前歯を失うことがなかったはずです。

「薄毛」と言って平手打ちされた学生

生 活態度の悪い学生が、教論に向かって「薄毛(ハゲ)」と暴言を吐いて平手打ちされるという事件がありました。16人の生徒が授業に遅れてきたあげくの暴言 に、「誰が薄毛と言ったのか?」と名乗り出るよう促したところ誰も答えず、廊下に正座させた上に16人全員を平手打ちしたそうです。

先ほどの電気ひげそりほどの反射的な怒りは感じませんし、どう考えても学生に非があります。ここでの平手打ちは教育かどうかという議論はあるかと思いますが、順序だてての平手打ちなので僕は間違っていないと思います。

最終的には平手打ちした教論はしばらくの間、教壇に立てなかったそうです。

心ない「薄毛」は暴力そのもの

薄毛にはなりたくてなっているわけじゃありません。できれば薄毛になりたくない。薄毛に悩む人はもれなくそう考えています。「ちょっと薄くなったね」というやんわりした言い方だって傷つくんです。それなのに、「この薄毛(ハゲ)」などと言うのは拳を言葉に変えて相手の心を殴るということです。防衛本能が働き思わず手が出てしまうということも起こってしまうんです。

もちろん手を出してはいけません。だけど、「手を出したほうが悪い」という理屈にはどうも納得できません。「薄毛」と言わなければ起こらなかったことなんですから。

日頃から「薄毛」と言われる心づもりを

ここまでは「薄毛」と言った方に非がある流れでお話しましたが、人によっては気にしないということもあります。それは単純に「薄毛であることを受け入れている」ということです。

最初の介護職員の男性も「この薄毛!」を「この介護職員!」といったように当たり前であることに置き換えることができれば、「何を言っているんだ?」ぐらいのことと捉えられたかもしれません。現実を受け入れて愛してあげることが大事だということです。

そうすれば、この介護職員の男性も電気ひげそりを投げることも、相手を傷つけることもありませんでした。自分を受け入れられない幼さがこの悲劇の結果とも言えます。

「薄毛」自体の認識が命取り

「薄毛!」という方は、薄毛に悩む人が思わず暴力を振るってしまうぐらいのコンプレックスであるということを理解しないと命取りになるかもしれません。また、薄毛に悩む男性は自分が薄毛であることを理解し、受け入れないと感情をコントロールできず命取りになるかもしれません。

薄毛に悩んでいた僕は、薄毛である自分を受け入れ前向きに薄毛対策をしました。どんな自分になりたいか。フサフサになった笑顔のあなたを想像しながら、他人を気にせずあなた自身を大事にしてあげることが一番大切なことなんです。